「しまなみアートファーム(SAFM)」は、しまなみ海道の真ん中の島「大三島」から、音楽、アートをキーにして「地方活性化」「国際貢献」「国際交流・異文化理解促進」を加速させるNPOです。
今年は16歳からのメンバーが感動を分かち合いました。
来年は、2026/10/27-2026/11/4まで開催予定!さらに深く、大きく成長します。
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Japan Minyo Music Camp(日本民謡音楽キャンプ)は、
日本の民謡を世界の音楽家たちとともに学び、再発見し、
新しい形で表現していく国際音楽交流プログラムです。
しまなみアートファーム(Shimanami Art Farm)が主催し、
民謡クルセーダーズのフレディ塚本、
チリ出身でスウェーデン在住の民謡音楽家で数々の国際音楽キャンプを運営してきたエルネスト・カルデロン、
そして本キャンプの音楽的ビジョンを創出した音楽家の吉田佳代が中心となって運営しています。
私たちの目的は、
音楽を通して「文化の違いを越えて人と人がつながる場」をつくること。
プロやアマチュア、国籍、ジャンルの垣根を超え、
互いに学び、共に演奏し、新しい創造を生み出すことを目指しています。
キャンプでは、民謡や伝統音楽のワークショップ、即興セッション、合宿生活を通じて、
参加者が音楽だけでなく「人と文化を理解する力」を育むことを大切にしています。
この活動が、次の世代へとつながる「音楽と共生の輪」になりますように。
The Japan Minyo Music Camp is an international music exchange program where participants learn about and rediscover Japanese folk music together with musicians from around the world, and express it in new ways.
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Our goal is to create a space where people can connect across cultural differences through music.
We aim to transcend the boundaries between professionals and amateurs, nationalities, and genres, fostering mutual learning, collaborative performance, and the creation of new works.
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At the camp, through workshops on folk and traditional music, improvisation sessions, and communal living, we emphasize helping participants develop not only their musical skills but also their ability to understand people and cultures.
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We hope that this activity will become a “circle of music and coexistence” that will be passed on to future generations🌏🎵
フレディ塚本氏 (Mr. Freddie Tsukamoto)
エルネスト・カルデロン・ドンデロ氏 (Mr. Ernesto Calderón Dondero )
しまなみアートファーム(SAFM)は、ジンバブエの著名音楽家・社会活動家であるEdith WeUtongaさんと共同で、**「公立小学校の音楽授業に楽器を取り入れる」**プロジェクトを2022年8月に開始しました。
ジンバブエでは長期的な経済悪化により、多くの学校に楽器がなく、授業は歌や理論が中心です。1クラス68名という環境も珍しくなく、子どもたちが実際に楽器に触れる機会は限られています。
この課題に対し、SAFMはこれまでに鍵盤ハーモニカ120台以上、教材・楽譜60冊以上を寄付し、音楽教師を目指す若手のために音楽専門学校、女子高音楽科、国立大学音楽科で実技研修を行ってきました。
2024年11月には、研修を続けてきた第1期生8名が修了試験に合格し、勤務校で鍵盤ハーモニカの授業を開始できるまでになりました。大学にも楽器・教材を寄贈し、鍵盤実技を授業に導入できる環境も整ってきています。
これらの若い教師が今後ジンバブエ各地の学校で教えることで、数年後には全国規模で実技を伴う音楽教育が広がることを目指しています。現在は現地講師が研修生を直接指導する体制が整い、運営も現地主導へと移行しつつあります。
今後は、成果発表コンサートや日・ジンバブエ間の音楽交流など創造的な取り組みにも発展させていく予定です。
日本国内では、楽器寄付やクラウドファンディングを通じて、異文化理解や国際協力について考えるきっかけづくりにも取り組んでいます。
2022年8月 初渡航。開始セレモニー&コンサート開催、鍵盤ハーモニカ25台寄付、24名に研修
2022年11月 JICAとの共同プロジェクトとして正式開始
2023年2月 研修体制を再構築、国立大学と連携開始
2023年9〜11月 研修成果確認/第1期生8名が修了、修了式&コンサート開催。第2期生研修スタート
2024年1〜5月 第2期生、女子校講師、女性と子どもセンター講師などの研修開始。第1期生2年目補完研修終了
2024年9月 女子高の音楽クラスで鍵盤ハーモニカ授業がスタート(学生20名)
2024年11月 現地視察・研修実施
2025年9月 第2期生 修了試験・修了式&コンサート開催予定(ジンバブエ)
ラウンチコンサートの様子
音楽教師を目指す学生たちのワークショップの様子
Edith WeTongaさん
2026年の6月までにできるだけ多くの楽器を集めています。
皆さまや知り合いの方々の家に使わなくなった楽器はありませんか?ピアニカ・リコーダーなど義務教育で使用した楽器が家庭に眠っている方は意外と多いのではないでしょうか?
SAFMにお譲りいただき、このプロジェクトに使わせてください。2022年8月から2025年9月までの6回の渡航で120台以上の鍵盤ハーモニカをジンバブエの音楽の先生育成のための研修に向けて届けてきました。
現在、ジンバブエ、パートナー団体と協力しワークショップ受講者たちが研修を続けています。昨年2025 年9月までに、26名のプログラム修了生を輩出。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
詳しくは、楽器寄付ページをご覧ください。