Think Globally, Act Locally.
「しまなみアートファーム(SAFM)」は、しまなみ海道の真ん中の島「大三島」から、音楽、アートをキーにして「地方活性化」「国際貢献」「国際交流・異文化理解促進」を加速させるNPOです。
現在の活動予定
クラウドファンディング実施中!
GIVING100 by Yogibo クラウドファンディング
期間:2023年11月25日(土)9時~2024年1月14日(日)21時
目標金額:50万円
URL:https://congrant.com/project/nposafm/9099 (こちらのリンクからクラウドファンディングページに飛べます)
*寄付決済サービスのコングラントが提供する寄付金が100%届くクラウドファンディング「GIVING100 by Yogibo(ギビングハンドレッド)」目標額を達成すると、寄付金にかかる決済手数料が免除される取り組みで、参加団体は寄付金の多くを活動に利用することができます。
「ジンバブエ公立小学校の音楽授業に楽器を』プロジェクト
『 Pamodzi Issiyo Music Project』 (Pamodziとはショナ語で“一緒”を意味します)
『 Pamodzi Issiyo Music Project』 (Pamodziとはショナ語で“一緒”を意味します)
2022年8月アフリカ・ジンバブエで『ジンバブエの公立小学校の音楽の授業に楽器を』プロジェクトが開始いたしました。
ジンバブエの著名音楽家で社会活動家のEdith WeTongaさん(https://edithweutonga.co.za/)は、音楽をやりたいけれど機会を与えられない子どもたちを支援するため、ジンバブエの仲間と活動しています。このプロジェクトはそんなEdithさんとの共同プロジェクトになります。
ジンバブエは1980年の独立以降38年の独裁政権やハイパーインフレーションを経験しました。ジンバブエでは音楽に興味のある子どもたちは非常に多いものの、子供向けの課外活動は富裕層に限られ、多くの子どもたちにとって、楽器を演奏する機会を持つことは簡単ではありません。学校には楽器がなく、音楽の授業では歌を歌うか音楽理論を教わるものの、1クラス68人まで在籍できるため先生の目は全員には行き渡りません。
この現状を変えていくため、現在までに50台あまりの鍵盤ハーモニカや20冊以上の教材を寄付、大学や音楽院で音楽の先生になるために勉強をしている学生(教師が不足しているために、そのほとんどがすでに学校でクラスを受け持っている)が楽器を演奏できるようにワークショップを行いました。まずは、小学校の音楽の先生が楽器を弾けるようになることを目指します。大学や音楽院を卒業した先生たちがジンバブエ全土に戻り、地元の小学校で教え始めることにより、数年後には、ジンバブエ全体に活動の輪を広げ、全国で鍵盤ハーモニカや、他楽器を使った音楽の授業を開始できるようにすることを目指しています。
現在は、音楽講師にオンラインで研修。講師が直接学生に指導するよう、日本から遠隔で研修を続けています。インターネットや電気供給が安定していない中での研修ですが、このプロジェクトの意義を理解し、共通の目標を持ち生活環境が厳しい中、研修を継続しています。
今後は、ジンバブエ・日本間でのミュージックビデオ制作や、現地での成果発表コンサートなど、研修だけでなく、創造的な活動に発展させながら、長期的に持続できる活動としていきたいと考えています。
また、日本でも楽器寄付やクラウドファンディングの活動を通して、異文化理解や遠く離れた人々に思い馳せる機会を創出していきたいと考えています。
現在までの活動:
2022年8月24日−9月7日 現地渡航。プロジェクト開始セレモニー&コンサート、鍵盤ハーモニカ25台寄付、24名に研修、現地視察
2022年11月 独立行政法人国際協力機構(JICA)との共同プロジェクトとしての活動開始
2023年2月15日-3月1日 現地渡航。 研修体制の再構築、国立大学との協力体制のとりつけ、学生への研修
今後の活動:
2023年9月 現地渡航。研修の成果確認、11月の一期生修了式に向けてコンサートの準備
2023年11月 現地渡航。第一期生修了式&学生や関係者によるコンサート。第二期生研修開始
ラウンチコンサートの様子
音楽教師を目指す学生たちのワークショップの様子
Edith WeTongaさん
使わなくなった楽器、募集!
2023年の11月までにさらに50台ほどの鍵盤ハーモニカが必要になります
皆さまや知り合いの方々の家に使わなくなった楽器はありませんか?ピアニカ・リコーダーなど義務教育で使用した楽器が家庭に眠っている方は意外と多いのではないでしょうか?
SAFMにお譲りいただき、このプロジェクトに使わせてください。第一弾は2022年8月、第二弾は2023年2月にジンバブエの音楽の先生育成のための研修に向けて届けられました。今後も第三弾、第四弾と続きます。
鍵盤ハーモニカ以外の楽器も寄付したい方がいらっしゃいましたらお知らせください。
現在、ジンバブエ、パートナー団体と協力しワークショップ受講者たちが研修を続けています。第三弾は2023年9月のジンバブエ訪問時に25台ほどの鍵盤ハーモニカを持参します。受講生たちが3−4台の鍵盤ハーモニカを教えている学校に持ち帰り、子供たちにパイロット的に教え始めます。その時までに、『鍵盤ハーモニカを使用した授業をするための先生の手引書』をチームメンバーと共に作成いたします。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
詳しくは、楽器寄付ページをご覧ください。
ドキュメンタリー映画『アングリーバードとバナナ合唱団』上映会
& 池亀彩先生(京都大学教授 南インド研究) 講演会
日時:2024年1月20日(土)
場所:大三島公民館 大ホール
内容:しまなみアートファームの活動と関係のある『国際協力 X 音楽 』を題材にしたドキュメンタリー映画です!南インドの研究者から、インドの不可触民についての解説も!南インドカレーのキッチンカーもやって来るよ!
池亀 彩 先生
【経歴】
2023年4月 - 現在
2021年10月 - 2023年3月
2015年4月 - 2021年9月
2017年4月 - 2020年3月
2011年2月 - 2014年3月
Open University, School of Social Sciences & Global Studies, Research Associate
2010年5月 - 2011年1月
2009年5月 - 2010年4月
The University of Edinburgh, Centre for South Asian Studies, AHRC-ESRC funded Research Fellow